#02 のりかえの不安に答えるQ&A

格安スマホへの乗り換えでまず不安に感じるのは、「ちゃんと今までどおり使えるの?安くなるってことは何か不便になるんじゃないの?」というあたりだと思います。

そんな不安に答えるQ&A。気になるところをチャチャッととチェックしていきましょう!

猫「気になる質問をタップ!」

A. そのまま使えます。

まず、同じ会社(またはグループ会社)内の乗り換えであれば、特別な手続きはいりません。

同じ会社(グループ)内
の乗り換えの場合

ドコモグループ:ドコモ→ahamo。auグループ:au→povo、UQモバイル。ソフトバンクグループ:ソフトバンク→LINEMO、ワイモバイル。

手続きなしでOK

電話番号を荷台に乗せて走る猫「そのままゴー!」

違う会社(グループ)へ乗り換える場合でも、キャリアで「予約番号」というものを発行してもらうことで、電話番号そのままで乗り換えることができます(以前は手数料がかかりましたが今は無料)。

違う会社(グループ)
へ乗り換える場合

例:ドコモ→povo、UQモバイル、LINEMO、ワイモバイル、mineo、IIJmio。

予約番号をもらって乗り換え

キャリアから予約番号を受け取って、それを持って車にのる猫「お願いしまーす」

A. 基本的に使えなくなります。

基本的に、今まで使っていたキャリアメールアドレス(〇〇@docomo.ne.jpなど)は使えなくなります。

今のメールアドレスは
使えなくなる

メールアドレスとの別れを惜しむ猫。@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpにバツ印。Gメールなどで代用します。

ただし、今の携帯電話会社の「メール持ち運びサービス(330円/月)」に申し込むことで、そのまま使い続けることも可能です。

メール持ち運びサービス
申し込めば使い続けられる

キャリア「月330円だよ!」。メールアドレスを連れて行く猫。

また、サブブランド(ワイモバイルとUQモバイル)なら、新しくキャリアメールアドレスがもらえます。

サブブランドなら
新しくキャリアメールアドレスがもらえる

ワイモバイル;@ymobile.ne.jp(無料)、UQモバイル:@uqmobile.jp(月220円)。おじぎをする猫「よろしく」。

A. エリアも繋がりやすさもそのままです。

格安スマホの電話回線は3大キャリアと同じものを使っているので、通話エリアも繋がりやすさも変わりません。

キャリアから
アンテナを借りてるから

キャリアからアンテナを借りる格安スマホ「ありがと」。

エリアも通話品質も
変わらない

通話エリア○。通話品質○。

A. エリアは今までどおり。
通信速度は会社によって変わります。

格安スマホは3大キャリアと同じアンテナを使っているので、「通信エリア」は変わりません。

キャリアから
アンテナを借りてるから

キャリアからアンテナを借りる格安スマホ「ありがと」。

通信エリアは変わらない

通信エリア○。

ただ、「通信速度」については会社ごとに帯域(データの通り道のようなもの👉参考)が決まっているので、3大キャリアと全く同じではありません。

通信速度
会社によって違う

格安A社:3車線でデータがスイスイ。格安B社:2車線でデータがノロノロ。

具体的には、「オンライン専用プラン」と「サブブランド」はキャリアとほぼ同じ水準の速度で、不満に感じることは無いと思います。

「その他の格安スマホ会社」の場合は、スマホを使う人が多い時間帯には通信速度が遅めになることが多いようです。

オンライン専用プラン
サブブランド
キャリアとほぼ同水準

ドコモ、au、ソフトバンクニアリーイコールahamo、povo、LINEMO、ワイモバイル、UQモバイル。「だいたい同じ」。

その他の格安スマホ会社
混雑時に遅くなりがち

mineo、IIJmio、イオンモバイル、12時と17時の数値が少ない線グラフ。「お昼とアフター5に遅くなりやすい」。

A. だいたい使えますが、回線が変わる場合は注意が必要です。

まず、今の会社とのりかえ先の回線が同じなら(例:ドコモ→ahamoなど)、ほとんどのスマホが問題なく使えます。

同じ回線への乗り換えなら
ほぼ問題なく使える

例:ドコモ(ドコモ回線)→ahamo、mineo、IIJmio、イオンモバイル(ドコモ回線)。色んなスマホ「ほぼ問題なく使える」(古すぎる機種は使えないことも)。

今の会社とのりかえ先の回線が違う場合には注意が必要。機種によっては、電波が繋がりにくくなってしまうことがあります(iPhoneであれば問題ありません)。

違う回線への乗り換えだと
一部繋がりにくくなる場合も

例:ドコモ(ドコモ回線)→povo、UQモバイル(au回線)。ワイモバイル、LINEMO(ソフトバンク回線)。機種によっては、通信エリアが狭くなる、通信速度が遅くなることも(iPhoneであれば問題なし)。

またその場合、「SIMロック解除」という作業が必要になることも多いです。
💡SIMロックってなーに

SIMロック解除「店頭・オンラインなどから」「無料」。猫「スマホにかけられてる制限を外して、他の会社でも使えるようにする作業です」。

いずれにせよ、各社のサイトには「動作確認端末」というページがあるので、まずはそこで自分のスマホが使えるかどうか確認してみましょう。

「動作確認端末」ページで確認

「動作確認端末」ページ。

A. 格安スマホ会社で買うか、SIMフリースマホを自分で用意します。

まず順当なのは、のりかえ先の格安スマホ会社で買う方法。だいたい20〜30機種くらいは扱っているので、機種にこだわりがなければ困ることはないと思います。

選択肢①
格安スマホ会社で買う

いろんなスマホを売る格安スマホ「そんなにすごいのはないけど・・・」。低〜中価格帯のスマホ中心。iPhoneはあっても少し前のもの。
メリット・デメリット

☀️初期設定が済んでることが多い

☀️のりかえ時に買うと安くなったり

🌧️最新機種はあまり無い

格安スマホ会社に希望のスマホがなければ、自分でSIMフリースマホを用意する必要があります。
💡SIMってなーに?

選択肢②
SIMフリースマホを自分で用意する

SIMフリースマホ=SIMロックがかかってない、どの会社でも使えるスマホ。
アップルストア(最新のiPhone買うならアップルストアが無難。通販や家電量販店(アマゾン、ヨドバシ、楽天、にこスマ。中古スマホも意外とアリ)。3大キャリアのショップ(ドコモ、au、ソフトバンク。実はスマホだけ買うこともできる)。
メリット・デメリット

☀️最新機から中古まで自由に選べる

🌧️初期設定がちょっと面倒

A. 手数料なしですぐに戻れます。

今ではほとんどの会社が最低利用期間や解約金を廃止しているので、いつでも戻れますし、手数料もかかりません。

乗り換え後でも
すぐに戻れる

格安スマホからキャリアに帰る猫。格安スマホから出るとき:だいたい無料。キャリアに入るとき:店舗以外なら無料。

ただ、乗り換え作業が面倒なことと、乗り換え前に使っていたキャリアメールアドレスが使えなくなるというデメリットもあります。

乗り換え前に使っていた
アドレスは使えなくなる

古いアドレスを捨てて新しいアドレスを差し出すキャリア「前のアドレス捨てちゃったから新しく作ってね」。

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