#01 格安スマホってこんな感じ

「安い携帯会社(格安スマホ)に興味はあるけど、とっかかりが無くて手を付けられない…」なんて人も多いと思います。

そこでまずは最初の一歩。「とりあえずこれだけ知っておけばOK」というポイントをざっくり見ていきましょう!

3大キャリアと格安スマホ

まず、昔からあるドコモ・au・ソフトバンクの3社のことを3大キャリアと呼びます。

安定の3大キャリア

それに対して、新しく出てきた安い携帯会社やプランのことを、格安スマホと呼びます(ホントは格安SIMとかMVNOとか言ったほうが正しいけど、このサイトではわかりやすさを優先して、キャリアに比べて安い会社・プランを全てひっくるめて「格安スマホ」と呼びます)

安いぞ格安スマホ:ahamo、LINEMO、povo、UQモバイル、ワイモバイル、この他にも100社以上!

格安スマホはなぜ安い?

3大キャリアは、自前で通信網(アンテナ)を持っているので、その設置や維持にお金がかかります。だから料金も高め。

キャリアは
自前でアンテナを持ってるから
お金がかかる=料金が高め

3大キャリア「設置したりメンテしたり大変!」

それに対して格安スマホは、自前ではアンテナを持たずに、3大キャリア各社のアンテナを借りているので、そのぶん料金を安くできています。

格安スマホは
アンテナを借りてるから
安くできる

3大キャリア「貸したる」格安スマホ「ありがと」

サービス内容もちょっと違う

格安スマホが安い理由としてもうひとつ、サービス内容の違いもあります。

3大キャリアは、どんな人でも満足して使える「全部のせ」のサービスが基本なので、そのぶん高めになっています。

3大キャリアのサービスは
全部のせだから高め

3大キャリア「ちょっと高いけどボリュームあるよ!」店舗サポート・安定した通信・キャリアメールなどでみんな満足

いっぽう格安スマホは、従来の3大キャリアのサービスから一部を省くことで料金を安くしています。

格安スマホのサービスは
一部省かれてるから安い

格安スマホ「一部サービス抜いて安くしとくよ!」サービスをひとつ取り除いてる。

省かれているサービスは会社によって様々。だから、自分の使い方に合った会社を選ぶことが大切です。

自分の使い方に合った会社を選べば
ムリなく安くできる

それぞれサービス内容が違うA社・B社・C社、自分に合った会社を選ぶことで満足。「キャリアと同等のサービス内容の会社もあります」

実際、どのくらい安くなる?

月に使うデータ量が1GB〜20GB程度であれば、だいたい半額以下になることが多いです。

小〜中容量(1〜20GB)なら
だいたい半額以下になる

実例1:月に3GB使う場合、ドコモは5,335円、LINEMOなら1,540円(71%オフ)

ちなみに大容量の場合でもそこそこ安くはなるけど、大容量プランのある会社は少ないので、選択肢は限られます(20GBまでの会社がほとんど)。

大容量でも
そこそこ安くなる

実例2:月に60GB使う場合、ドコモは7,975円、ahamoは4,950円(38%オフ)

だけど、
大容量プランのある会社は少ない

格安スマホは1GB〜20GBがメイン。21GB以上は選択肢が少ない。

格安スマホ会社の3タイプ

ひとくちに格安スマホといっても、たくさんの会社があってその特徴も様々。「この会社はこうでこの会社はこう」とか見ていくとこんがらがってくるので、まずはざっくりと、3つのタイプに分けて見ていきましょう。

格安スマホ会社は
大きく3タイプに分けられる

タイプ1:3大キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)。タイプ2:3大キャリアのサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)。タイプ3:その他の格安スマホ会社(mineo、IIJmio、イオンモバイルなど100社以上)。「タイプ名はまだ覚えなくても大丈夫」

それぞれのタイプの中では、料金やサービス内容はだいたい同じ。

だからまずは、3つのタイプの中から自分に合ったタイプを見つけるのがいいと思います。

同じタイプ内なら
料金やサービス内容は
だいたい同じ

オンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)、サブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)の中では同じ背の高さ。

だからまずは
自分の使い方にあったタイプ
を見つければOK

いろんな猫がそれぞれに合ったタイプを選んでいる絵。

各タイプの特徴はこんな感じ

では、各タイプの特徴を見ていきましょう。

具体的な選び方はまた別のページで説明するので、ここでは各タイプのイメージを何となく掴んでもらえれば大丈夫です!

まずは各タイプの特徴が現れる「安さ」「データ通信の安定感」「サポート・サービスの充実度」について、ざっくり比較。

マルバツのカンタンな比較表。タイプ1オンライン専用プラン:安さ○、データ通信の安定感○、サポート・サービス✗。タイプ2サブブランド:安さ△、データ通信の安定感○、サポート・サービス○。タイプ3その他の格安スマホ:安さ○、データ通信の安定感△、サポート・サービス△。

さらに、各タイプをキャラクター化してみるとこんな感じ。

若い見た目のオンライン専用プラン「手続きはネットのみ。サービス削ぎ落として安さに特化」「オンラインになれてる人向け!」。優しい見た目のサブブランド「やや割高だけどキャリア並みのサービスと安定感」「万人向け!」。いろんな見た目のその他の格安スマホ「安定感は少し劣るけど安い。会社ごとに個性あり」「デメリットを理解して選べる人向け!」。

で、どこがオススメ?

はじめて乗り換える人であれば、キャリアと同じ感覚で使える「サブブランド」を選んでおけば間違いないです。

わたし自身、数年前にサブブランド(UQモバイル)に乗り換えてからずっと使っていますが、全く不満なく使えています。

サブブランドを選んどけば
間違いない

サブブランド「キャリア並みの安定した通信」「キャリア並みの手厚いサービス」。肩を組むキャリアとサブブランドの絵。

多少不便な点があっても安さにこだわる人は、その他の会社も検討してみても。

ただ個人的には、サブブランドに乗り換えた後に興味が出てきたら考えるくらいでいいのかなと思います。

安さにこだわる人は
その他の会社も検討してみても

オンライン専用プラン「サービスは最小限」。その他の格安スマホ「安定感にやや不安あり」。両方とも、サブブランドより千円くらい安い。猫「サブブランドに乗り換えたあとでもいいかな〜」。

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