2023年10月からはじまるワイモバイルの新料金プラン、「シンプル2」をサクッと解説!
旧プランとの違いをひとことで
- 各プランの容量と料金がアップ。「小容量でいいから安く」という人には少し使いづらくなった。
- かけ放題の料金が110円値上げ。そのかわり、かけ放題プランに入るといくつかの有料サービスが無料で使えるように。

新旧プラン比較
新旧プランの違いを、まずは基本料金から。
基本料金を比較

すべてのプランで、データ容量・料金ともにアップしています。
M・Lプランは「月1GB以下しか使わなかったら割引」という2段階料金に。ただ、1GBしか使わないというのはレアなケースだと思うので、オマケ程度に考えておいたほうがいいです。
かけ放題料金を比較

「10分以内かけ放題」「無制限かけ放題」ともに、110円ずつ値上げしています。
その代わり、これらのかけ放題オプションに入ると、有料サービスの「留守電プラス」「割込通話」「グループ通話」「一定額ストップ」が無料で使えるように(要申込み)。ちなみに留守電自体はもともと無料で、「留守電プラス」はその保存件数などが増えるサービスです。
UQモバイルとの比較
今回のワイモバイルの新プランは、先に新プランを開始しているUQモバイルを意識した内容になっていると思います。そこで両社の料金を比較してみます。
基本料金を比較

全体的には同じくらいの料金水準ですが、20GBのプランに限っては、ワイモバイルの方が700円くらい高い。この差は結構大きいです(ワイモバイルは、ネット回線とのセット割を見込んで高くなっているんだと思います)。
かけ放題・サービス料金を比較

ワイモバイルはもともとキャリアメールや留守電が無料で、今回の新プランでもそれは変わらず。サービスの料金ではワイモバイルに軍配が上がります。
ただ、今回かけ放題の料金が約100円値上げしてUQと同額になったので、以前ほどのメリットはなくなってしまった感じ。
まとめ
今年、サブブランド2社(UQ・ワイモバイル)が立て続けに値上げしたことで、サブブランドとその他の会社の料金差がまた少し広がってきました。

なので、「小容量でいいからシンプルに安く使いたい」なんて人には、サブブランドはちょっと使いづらくなってきたかも。
もちろんサブブランドの良さは引き続きあるんだけど、安さを優先する人はオンライン専用プランなども検討してみるといいと思います。