のりかえの手順の中で、ちょっとわかりづらく感じるのがこのAPN設定。やること自体はシンプルなので、サクッと理解しておきましょう!
APN設定=のりかえ後にネットを使えるようにするための設定
まずAPNというのは、「Access Point Name(アクセスポイント名)」の略。「携帯会社の回線からインターネットに入るための入口の名前」と考えるとわかりやすいと思います。
APN=
インターネットへの入口の名前
携帯会社を乗り換えたらその入口も変わるので、スマホに新しい入口の名前を教えてあげる必要があります。その作業のことをAPN設定といいます。
携帯会社をのりかえたら、
新しい入口を教えてあげる
=APN設定
のりかえ先で買ったスマホなら設定不要
携帯会社で販売しているスマホは、最初からその会社のAPNが設定されていることがほとんど。その場合は設定不要です。
おおまかな設定方法
👇iPhoneと👇Androidでは設定方法が異なります。まずはiPhoneの設定方法から。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、オンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)かサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)への乗り換えであれば、SIMカードを挿せば自動で設定されることが多いです(機種による・iOS 15以上にアップデートしておく)。
↓の5社であれば
自動で設定されることが多い
自動で設定されない場合は、「APN構成プロファイル」というものを各社のサイトからダウンロードして、スマホにインストールする必要があります(ネットに接続するためのWi-fi環境が必要。家にWi-Fi環境が無い場合は、ショッピングモールなどのフリーWi-Fiを利用)。
自動で設定されない場合は
「APN構成プロファイル」を
インストール
次に、Androidの設定方法を説明します。
Androidの場合
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から、のりかえ先の会社のAPN情報(サイトや説明書に載ってます)を入力・保存します。
機種によっては、あらかじめ主なAPN情報が登録されていることもあります。その場合はその中から選ぶだけでOK!
会社によってビミョーに設定方法が違うこともあるので、くわしくは各社の説明を見てみてくださいねー。